中古住宅を契約するときこそ早まってはいけない! 【インスペクション編】
どうも、とちぎの「遊ぶ×暮らす」を木と鉄で支える育みの家代表 長善規(ちょーさん)です。先日、「中古住宅を購入する前に『住まい育み健康診断』をしてもらいたい」と依頼を受けました。基本的に現状『住まい育み健康診断』は育みの家オーナーからの紹介のみ対応中なんです。それは担当できるのがぼくしかいないから♪月3棟が限界なんですよね~。
住まい育み健康診断とは!?
簡単に言うと「住まいの健康診断」です!
え?それじゃわからないって?
例えるなら「人間ドッグ」!
「住まい」の隅々まで診察することで、その住まいの耐久性や耐震性、燃費やメンテンス計画などを診断することができるんですね。あ、もちろんこれは経験だけではできません。建築士・ホームインスペクター・暮らし省エネマイスター・既存住宅現況検査技師といった資格を取り、300棟以上の家づくり(新築・リフォーム)の経験を培ってきたぼくならではの診断&提案なんですよね。
『住まい育み健康診断について』はこちら⇨https://maru-zen.biz/archives/190
中古住宅を購入する前にはインスペクションは必要だとおもいます!
最近は家づくりを考えるとき、中古住宅を購入する選択肢が増えてきました。買取再販といって、不動産業者やリフォーム業者が中古住宅を買い取ってきれいにリフォームしてからもう一度売りに出す流れも出てきてます。
内装も水回りもきれいにリフォームされているので一見新築みたいに見えるんです。そうすると「本当に築30年なんですか?きれいですね~!」と感動してしまって、つい契約してしまう。なんてことに。見た目をきれいにすることなら簡単にできてしまいますからね!!!!そこで見えない所までしっかり調査する必要性がでているわけです。
調査してみるといろんなことがわかります!例えば、
・床が傾斜している ⇨ 地盤沈下の可能性がある
・水回りの床下の木材に腐食 ⇨ リフォームするときに改修されてなかった
・天井や床に断熱材が入っていない ⇨ 夏は暑くて冬は寒い暮らし決定・・・
・アルミサッシ×シングルガラス ⇨ 夏は暑くて冬は寒い暮らし決定・・・
・防水層の下の天井裏に雨漏り跡 ⇨ 雨漏り継続の可能性あり
などなど。これって内装だけ見ていてもわからないことだらけなんです。しかもしっかりとした診断の眼をもっていないと「誤診」もありえます。じゃあ、この建物に2000万以上かけられますかってこと。購入後、大規模改修も考慮しないといけません。そのぶんの費用もみていますか?30年後には解体しないといけなくなります。その後の暮らしも考えていますか?ぼくの場合、家族のライフプランを考えた上での中古住宅購入を提案しているんです。
まとめ
中古住宅を購入する前には必ず頼りになるホームインスペクターにご相談を。インスペクションをすることでメンテナンス費用やリフォーム費用もある程度考えることができるので、家づくりの総予算を見える化できますからね。
あ、ぼくのインスペクションは月3棟限定、しかも育みの家オーナー紹介のみとなっております。ごめんなさい!!!!体制を整えてもう少しフォローできるようにしていきます♪