どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
本日は栃木市で「実家リノベ」の打ち合わせへ。
玄関をあけると土間いっぱいにある子供靴、廊下には合宿のような荷物群に驚き。
夏休みということもありお孫さんたちが実家に泊まっているとのことでした。
仲の良いご家族ですね♪
自分も幼少期を思い出しました。
わたしの母は6人兄弟。それぞれが家庭をもっているので従姉妹は20名以上。
お盆休みには母の実家に集合し子どもたちの大合宿が開催されていました。
女子チーム、男子チームにわかれて魚釣りやプラモデル作り、かくれんぼにゲーム、ドッヂボール。
上の子達は下の子の面倒をみて、下の子は上の子たちについて行こうと背伸びして。
小さな社会の仕組みを学んだ覚えがあります。
「実家」という存在は親や子、孫の「心の故郷」なのかもしれませんね。
「実家リノベ」の打ち合わせをしている中で、ご主人から相談を受けました。
「長さんのところは屋根もみれる?」
話を聞いてみると・・・
訪問営業が屋根改修をすすめてくる
お客様宅にたびたび訪問営業が訪れてくるとのことでした。
営業が言うことには
「近くで現場をしていて、お宅の瓦屋根がずれているのをみかけました。
このままでは雨漏りしてしまうから注意してこいと親方に言われてきました」
といった怪しい訪問業者のテンプレートそのもの。
よく聞いてみると
「瓦のぐしに隙間があって、台風の時にそこから雨漏りしてしまう」
とのこと。
さっそく現場をみてみました。
屋根しっくいも綺麗に施工されており、ぐしも問題ない積み方です。
ぐしに積んである瓦の隙間のことをいっているのでしょうか?
もしかしたら瓦同士の隙間をコーキングで抑えてしまうつもりなのでしょうか?
しかもその施工で⚪︎⚪︎⚪︎万円のお見積もり!?
本当にその業者を屋根の上に登らせなくて正解だと思います。
基本的に身元のはっきりしない訪問営業は信用してはいけません。
訪問営業の業者を見極めるポイントとして
・名刺をもらって会社が存在するのか確認すること
・建設業許可のある会社かどうか確認すること
・施工実績のある会社かどうか調べてみること
・そもそも近所に現場があるのかどうかを確認すること
個人的にはその後のメンテナンスもあるので地元の業者がいいかなと思います。
顔の見える家づくりをしているところが安心ですよね。
SNSなどもチェックしてみるといいかもしれません。
地元栃木市で怪しいリフォーム業者に騙されてしまう人をなくすために
これからも周知活動を続けて行こうと思います!