今日は朝から足利で新築の家づくりのファーストプランの提出でした。少し高台の敷地にピッタリはまったプランはとっても好評だったみたい。ブラッシュアップしていけたらいいなぁ。
どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
育みの家では年間三棟限定で新築住宅を請け負ってます。すでに2018年度は二棟予定が入っておりますので残りは一棟ですね。基本的な営業活動はSNSのみ。口コミ・紹介がメインとなっております。見つけていただいてありがとうございます😊
家づくりの基本は資金計画にあり
家づくりをはじめようとしている方にはまず聞くことがあります。
間取り?素材?性能?なんとかスタイル?
そんなことは後回し♡
「ライフプランと資金計画」です。<< 構成から将来の夢、暮らしへの要望、今までの暮らしの棚卸し、好きって気持ちからライフプランを作成します。家族年表作って見える化をはかります。 次に資金計画!一体いくらまで家づくりに対して予算を組めるのか。自己資金、住宅ローン、親御さんからの援助(一部補助金も)。 そこで注意ポイント!
家づくりは総予算で考えよう
家づくりを考えている方でよく坪単価という言葉に惑わされてしる人がいます。「坪33万で家が建つ」なんてコマーシャルもやってましたね〜。なにをもって「家」とするのかが問題です。上水道や下水道、電気の引き込みや駐車場などの外構、家具や家電、引っ越しや登記費用etc…これら無しで暮らせますか?って話です。
この考え方だと建築費用(坪単価)+設備費+外構+諸費用と足し算されて家づくりの費用が出てきますね。結局いくらかかるのか見えにくい構造ですね。
育みの家の考え方は逆。
まざは総予算から考えます。住まい手が無理せず計画的に返済できる金額から借り入れ金額を提示します。そこから諸経費や外構、設備を考慮した上で建物に使える予算を出します。その建物予算の中でどんな家づくりをするのか?腕の見せ所ですね♪
今回の足利の案件も同様です。総予算から建物予算を割り出してその中で暮らしの要望をカタチにしています。
ここでもう一つ大切なポイント!
ランニングコストを忘れるべからず
家が完成した後、新生活が始まります。もし性能の低い家を建ててしまった場合、毎月払う光熱費も高くなってしまうことは想像できますよね?
例えば性能の良い家を建てた場合、
住宅ローン八万円+光熱費一万円、計九万円が毎月支払われるとします。
かたや安くて性能の低い家を建てた場合、
住宅ローン六万円+光熱費三万円、計九万円と同じ金額ですが、快適性が異なりますよね。家の性能は健康的な暮らしをするにも必須。軽装で冬場も暮らせる家とかたやダウンジャケット必須の家では行動量も肩こりも違うよね〜。
これは極端な例ですが、育みの家では前者を目指しています♪
これから家づくりを考えようとしている人は坪単価のマジックに引っかからないように気をつけてくださいね!
今日の一言
家づくりは総予算とランニングコストから考えてみよう