どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
栃木県栃木市の納屋が大変身したのでレポートしますね。
納屋と「あまや」って?
ちなみに納屋とは・・・↓
納屋とは、主に別棟に建てられた物置小屋の事である。
特に農家では農作物や農機具などを収納しておく小屋を指す。
栃木市ではこの納屋に加えて下屋がついた建物を「あまや」といいます。
調べてみるとこの「あまや」って方言のようですね。
「あまや 納屋。物置小屋 南部・福島・栃木・茨城」(東條操編「全国方言辞典」)
施工前
こちらは施工前の木造平屋建ての納屋です。
農作業器具置場として利用していた納屋ですが、
どんどんモノが増えてしまい、奥の物が取れなくなるように
自転車も置いていましたが、実際に利用しているスペースは半分以下でした。
施工後
下屋の高さをあげて車が二台収納できるようにしました。
納屋の外壁はガルバリウム鋼板で施工、
屋根もガルバリウム鋼板で葺き替えました。
これから30年、しっかり活用できる「あまや」へ大変身しました
そして一工夫がこちら。
農作業置き場の裏側にはスクリーンを設置。
風通しよくしてあります。
腰壁のところには外水栓も設置してあります。
格子に洗い物や道具を引っ掛けておくにも最適です。
洗濯干しも設置。
これで急な雨でも濡れることはありません。
採光を考慮して屋根はポリカを設置しています。
まとめ
ただ農作業器具を収納する納屋から
おしゃれな「あまや」へ大変身しました。
メンテナンスや使い勝手も考慮してあるので長く使えますね。