どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
引き続き鋭意執筆中の丸善工業3代目ストーリーも新社会人編へ。高校編・大学編をまだお読みになっていない方はこちらからどうぞ。
それではさっそく新社会人編スタート。
会社組織を学んだ新社会人編
2004年、信州大学大学院を卒業し、埼玉の地場ビルダーに就職しました。
地場ビルダーといっても年間3000棟近く建てており、個性を活かした大型分譲開発から注文住宅・プレカットまで幅広く手がけている会社です。地元の地域貢献も盛んで駅前の阿波踊り大会は地域に欠かせない文化となっています。
大学の研究室の同期たちはゼネコンや大手設計事務所など意匠系研究室っぽいところに就職していましたが「ここならば家づくりからまちづくりまで手がけることができる」とこの会社に決めました。人事のIさん、拾っていただきありがとうございました。
同期たちと一緒に研修を受けたのがほんと懐かしいです。
研修中に会社とどういう関係になりたいかグループでまとめるワークがありました。うちのチームでは「会社と恋をしたい」と発表。お互いのことを尊重しあえる間柄になりたいなんて考えてたんでしょうね。
1年目から大型分譲地の担当になり、そのまま新設の課へ異動。
駅を中心とした街づくり(大開発分譲)をしながら家づくりに励んでました。同期や先輩たち、上司から、社会人としてのマナーや組織のあり方を学びました。ときには夜遊びのやりかたも。沖縄に旅行に出かけたり、仲間内でスノーボードに行ったりと楽しかったなぁ。
仕事も真剣に。年間30棟以上担当しひたすら走り回り、家づくりの基本からアフターメンテナンスの対応など毎日学びの日々でした。新人賞をいただけたのもいい思い出です。
社会人1年目で入籍
大学院までいっていたので新社会人になったのは24歳のときでした。妻とは大学1年からの付き合いでその当時ですでに7年目。もうこの人しかいないと決めてプロポーズ。社会人1年目の冬に入籍したのでした。もともと社会人になってから同棲していたのでサインひとつの問題だったんですけどね。妻は先に1年早く社会人となっていましたが、わたしの就職先にあわせて転職。いろいろ苦労をかけました。
2年ほど南越谷駅近くの賃貸で暮らしていました。駅近で暮らすと徒歩で生活の全てが賄えることに気づきました。デパ地下・外食・飲み歩き。若いときにいい経験ができました。今でも妻と「また南越谷のあのお店いきたいね〜」と懐かしんだりもしています。あ、でも子育て中は栃木の生活の方があってます。妻も子どもたちも自然豊かな場所でのびのびと遊ぶ方が好きみたいですね。
新社会人の先にできた夢
結局、埼玉の地場ビルダーでは3年間勤めさせていただきました。注文住宅から大型分譲地の現場監督として経験を積めたこと、同期や尊敬できる先輩たちに出会えたこと、社会人としての基礎をつくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
この会社で働いたことで、ますます街づくりに興味が生まれました。いや、村づくりかな?将来的に丸善工業の敷地で「育みの村」を運営したいと思うようになったのもこの頃からです。今でこそ道筋を立てて動いていますがこの頃は漠然とした夢でしかありませんでした。
みなさんはどんな新社会人でしたか?楽しい思い出はつくれましたか?
さて、高校・大学・新社会人ときて次は「家業へ」です。あ、勢いで書いているのであとで思いついた時に加筆している可能性大です。どうぞご容赦くださいませ。ではでは。