どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。まずは自ら胸襟を開きましょうということで丸善工業3代目ストーリーを執筆中です。今回は【大学編】。ここでは進路・研究室・卒論を決めるなど人生を左右させるできごとばかり。
【高校編】をまだ読まれてない方は下のリンクからどうぞ。
ではでは【大学編】をお付き合いくださいませ。
自然豊かな大学生活と妻との出会い
第一志望校の受験に失敗したため第二志望の信州大学へ二次試験で滑り込み入学しました。一応滑り止めとして私立は受験してましたがあまり考えていませんでした。受かって本当によかったです。合格発表の後はすぐに下宿先をみつけて引っ越し準備とバタバタでした。
信州大学工学部社会開発工学科建築コースは1年目は松本キャンパス(松本市)で教養を学び、2年目以降は若里キャンパス(長野市)で専門科目を学びます。
ちなみに私の妻とは大学一年目で出会いました。大学入学後、ハンドボール部に入部しようかと新入生歓迎会に参加したところ彼女がいたんです。一目惚れですw猛アタックの末に付き合うことになりました。
ただし彼女は信州大学医療短期大学の学生でした。3年間松本キャンパスで学びます。つまり1年目は同じ松本市で暮らせますが、2年目以降は長野と松本の中距離恋愛となりました。車で1時間半ほどでしたがなかなか大変でした・・・。ましてや4年目からは彼女が駒ヶ根の長野県看護大学に編入したため長距離恋愛に。車で3時間はハードでした。
18歳の時から今年で24年!?人生の半分以上を共に過ごす妻は私にとって欠かせない存在です。和歌山出身の彼女もまさか栃木に来て自営業の妻になるなんて思っていなかったでしょう。
大学で学んだものは?
信州大学工学部社会開発工学科建築コースは建築のみならずまちづくりを通じて社会をいかに開発していくかを学ぶコースでした。近代ビルの設計課題もありましたが、個人的に好きだったのが「民家の再生」「蔵をつかった地域コミュニティの開発」「善光寺門前町の開発」でした。新しい建築を建てることよりも歴史ある街並みにいかに溶け込んだ建物を提案できるかに夢中になりました。
この学びから、「育みの家」のメインコンテンツでもあるリノベーション・二世帯リフォーム・終の住処リフォーム・スケルトンリフォームと「住まい育み健康診断」が誕生したのでした。資格も学生時代に「福祉住環境コーディネーター」「二級建築士」を取得しました。結構真面目に学び、遊び、社会にも出て行ってましたね。
アルバイトでもゼネコンの現場作業員や設計事務所のインターンなど建築業界を体験してました。組織型設計事務所から個人設計事務所までそれぞれ得意技や役割があることを学びました。他にも家庭教師やTSUTAYA店員・スノーボードワールドカップ白馬大会のバイトなどいろいろやりました。いい社会勉強させてもらいました。
伝統的建造物群保存地区にどっぷりつかる
卒論では「伝統的建造物群保存地区」の奈良井宿の歴史的な街並みと現代の暮らしの関係性についてまとめました。修論でも同じ奈良井宿でテーマを決めて研究しました。
歴史的な街並みが残る地域でどうやって生活しているのか?不便はないか?不満はないか?どんな工夫をしているのか?観光地化しているなかでコミュニティはどう育まれているのか?実際の住民の声を聞き取ることで街並みと暮らしのギャップを感じ取りました。
今では栃木市も伝統的建造物群保存地区に認定されています。大学時代の経験を地元栃木市でも活かしていきたいと思います。
大学時代のストーリーはこんなところでしょうか?
あ、一つだけ言い忘れてました。
実は「主席」で卒業できました♡
本当に自分でいいんですか?って感じでしたけど・・・。
そしてサッカーに明け暮れた日々。ハンドボールの経験を活かしてキーパーで活躍してました。
先輩も後輩も含めて楽しい仲間に恵まれました。ありがとう!!!
次回は新社会人編です。
お楽しみに。