ファーマーズガレージの骨組みが完成しました。ほんと狭いところによく建てられたなぁ。事前の段取りが重要でしたね。
どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
鉄骨ガレージには二種類あることを知ってましたか?
一口に鉄骨ガレージと言えどもその構造は大きく分けて二種類あります。
◻︎軽量鉄骨造
◻︎重量鉄骨造
柱や梁などの構造材の鉄骨の厚みが6mm未満が軽量鉄骨、6mm以上が重量鉄骨となります。
軽量鉄骨のガレージのメリット・デメリット
重量よりも軽く基礎や地盤への荷重が軽減されます。構造への費用が抑えられます。
そのかわりあまりスパンを飛ばせません。柱も一定間隔で必要のため、間取りの自由度は少し低めですね。梁にチェーンブロックを取り付けたりブランコを取り付けるとたわみます。3階建てだとよく揺れます。断熱欠損により高断熱高気密が難しいです。
大手ガレージメーカーの場合殆どが軽量鉄骨を使っていますね。
重量鉄骨ガレージのメリット・デメリット
重量鉄骨の良さはなんといってもその強度。大スパンを飛ばすことも可能で柱と梁によるラーメン構造は間取りの自由度が非常に高い!梁にチェーンブロックを取り付けてエンジンを上げ下げすることも可能。いじり尽くすガレージライフを満喫したい方にオススメです。
デメリットは重量であることから基礎や地盤に荷重がかかるため、構造費用がかかります。
結局どっちがいいの?
軽量鉄骨と重量鉄骨、結局どっちがいいの?
よく質問されますがそれにはこう答えます。
「あなたがどんなガレージライフを想定するか次第です」
大空間が必要なのか?
自由な間取りが必要なのか?
上から吊るしたいのか?
高さが必要なのか?
大開口が必要なのか?
遊び心があるのか?
カスタマイズ力が欲しいのか?
育みの家では条件に適した構造を選択させていただいております。
あ、ただし鉄骨造での住宅は作りません!断熱面、気密面でも十分な性能が取りにくいからです。所ジョージさんの雑誌に出てくる軽量鉄骨住宅の性能を調べてみたら…やっぱりという感じでした。
うん、やっぱり住まいは木と自然素材に包まれた家がいいね♪
育みの家の家づくりはこんなのです!
ではでは。