先日同い年の仲間との飲み会がありました。トマト農家ファームアベタの阿倍田くんと里山農園やぎファームの青栁くん、ホームバンカーの正田くんとぼく。理念とビジョンからSNS活用のことなど真面目なトークだったね。愚痴も悪口もなし。自然とそんな人たちが集まったんだね!
どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
農家の悩みのわかる建築屋でありたい
うちの父親はもともと農業高校出身。仲間うちの牛舎や豚舎、農業用倉庫といった鉄骨建築を作ってきました。お米農家から野菜農家、畜産農家。農家と一言で言ってもいろんな農家さんがいるんですよね。
作っているものが異なれば必要となる建物も違う。雨風しのげればいいのか、仕事をしている人たちが快適に過ごせるか。求めているものが違うんです。
必然的に農家向けの倉庫や事務所はオーダーメイドにならざるを得ない。いろんな農家さんの意見を聞いては適した空間を提案してきました。
「乾燥機の入る背の高いガレージ」
「ユニックやトラクターなど作業車を止めやすいとガレージ」
「トマトの包装やイチゴのパック詰めなど従業員が夏も冬も辛くならない作業場」
「収納しやすい壁面収納」
単なる農業用倉庫じゃない!
農家のためのカッコいい農業用倉庫を作りたい!
快適な農業用倉庫を作りたい!
使い勝手がいい農業用倉庫にしたい!
農家を楽しんでいる人たちを応援したい。
そんな想いから育みの家では
【ファーマーズガレージ】
というサービスを作りました。
農家の悩みを解消せよ!
今、農家さんは変換の時期を迎えています。昔ながらの家族経営から規模が大きくなり法人化が進められています。
販売方法も農協に卸すだけではなく、スーパーや道の駅の地場野菜コーナーや直売、マルシェ、ECサイトやお店への直販など生産者から直接消費者へと繋がるようになりつつあります。
高齢化のため年配のパートさんが引退されてしまうと若い働き手が必要になってくるが求人しても集まらない可能性が。
そうなると農家さんの悩みはどんどん増えていきますよね。
スタッフさんの満足度を高めるために清潔なレストルームが必要になったり、作業スペースの快適性を高めるために気密断熱性能を高めたり、ブランディングのためにデザイン性に優れた農業用倉庫を求めたりと農業経営者さんは大変。
「美味しいものを作って消費者に届けたい」
その想いのためにやらなければならないことがどんどん増えてきます。
ぼくたちはそんな地元農家さんを応援したいんです。農家はかっこいいってもっとアピールしたいんです。
ブランディングや6次産業化、農業コンサルタントとはいきませんが、農家の働く環境を整えることで農家さんたちの役に立ちたい!
畑の真ん中でも快適に休憩できるレストルームや消費者がまるでショッピングモールに行くみたいに遊びにきやすい直売所兼事務所などイメージが膨らんで仕方ない!
さてさて、どんな風にカタチにしたものか悩み中です♪