どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
建築士事務所の更新時期がきました
育みの家は建築士事務所登録をしています。設計や申請も自分のところでやりますよって看板ですね。これが五年に一度更新をしなければならず、今年が2回目の更新の時期となりました。っていうことは事務所を開設してから10年経ったってこと‼️10年かぁ…長かったようなあっという間のような…
感傷に浸りそうなので、ついでに(?)この10年を振り返ろうかと思います。
鉄骨業の跡取りとして…
育みの家(有)丸善工業はもともと祖父である長善一が鉄骨業として昭和46年に立ち上げた会社です。そう、もともと鉄骨造の牛舎や豚舎、倉庫を建てていたんですね。
ぼくは家の隣に鉄骨工場がある環境で育ちました。H鋼を使ってミニ四駆走らせたり、クレーンや重機を勝手に使ってみたり。ゆくゆくは自分が三代目として継ぐんだろうなと感じてました。
修行を終えて戻ってきたら?
高校でハンドボールに打ち込み、大学で古民家再生やまちづくりに励み、大学院で伝統的建造物群保存地区(奈良井宿)にハマりました。その後、埼玉の地場ビルダーに新築住宅の現場監督として就職。三年後、親父の体調が悪くなり栃木へ戻り、地元の工務店に転職。
あれ?鉄骨関係ないね(笑)
そんなこんなで10年前に家業に戻ってきました。28歳、長女が生まれた二ヶ月後のことでした。当時の丸善工業は父と番頭さんと事務員の三人のみ。鉄骨加工や倉庫建築を請け負っていましたが基本的に仕事がない。下請けはほとんどやってないのに営業は口コミ紹介のみ。これでよく続けられたなぁと思いましたね。
戻ったはじめの頃は工場に入り、鉄骨加工を手伝ってました。フォークリフトや玉掛けの資格を取って、クレーン使って鉄骨移動して。ってこれだと仕事ないのは変わらない⁉️このままだと先が細りすぎて消滅しちゃう‼️とそんなわけで自分の強みを生かすために、設計事務所開設および木造事業スタートに動きました。
それから10年…
営業も広報もよくわからないまま走り続けました。二次創業の補助金を活用して新事務所を建築したり、スタッフも変わりました。SNSを活用しまくりチラシやバラマキに頼らない営業スタイルが出来上がりました。おれのガレージという商品が生まれこだわりのガレージライフを叶えるようになりました。暮らし育み健康診断らの大規模リフォームを請け負うようになりました。口コミ紹介で新築までできるようになりました。
当時に比べたら成長したなぁ。今日は勤労感謝の日だし、自分を褒めてあげようと思います♪
下地作りの10年が完了!今後の10年は「成長&進化」です。どうぞ応援よろしくお願いいたします♪