2018年 太陽光ガレージをもう一度考えてみよう!なしよりのあり?

太陽光発電の売電価格がどんどん下がっていること知ってました?じつは2018年では10年前の半分以下になってるんですよーどうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd )です。

2017年度の10kW未満(住宅用)の売電価格が28円(30円・制御機器あり)。

2018年度は26円(28円・制御機器あり)になる予定です。

2019年度には24円になりそうです。この売電価格の値下げはおそらくとどまることを知らないでしょう。

ちなみに10年前の売電価格は48円。ほぼ二倍でした。でも設置費用が売電価格と同じように推移しているので仕方ないかな。10年前は70万/kWでしたが今では35万/kW程度で設置可能ですからね。

んで問題は太陽光ガレージはありかなしか?過去記事はこちら。

2018年ではどうなるか?

ぼくの考えでは「太陽光ありきのガレージはなしよりのあり」!

売電で儲けようという考えでは太陽光は設置しないほうがいいと思います。特にガレージの上に載せるつもりなら、あくまで光熱費を削減したい、電気自動車や蓄電池と連動させたエコな暮らしを考えていると考えた方が良さそうですね。

近い将来、太陽光の売電価格はもっと下がる予定です。太陽光先進国のドイツでも売電価格は低く、電気料金はべらぼうに高いんです。日本でも電気料金に再生エネルギー分の費用が上乗せてることはみなさんもご存知のはず。

よって太陽光ガレージを建てて売電で儲けようというあなた!もう一度シミュレーションしてみてくださいね〜。

太陽光ガレージを検討している方は次の条件ならばOKです。

  1. もともとガレージやカーポートを建てるつもりである。
  2. 家を建ててから10年以上経っているもしくはこれから新築する
  3. 蓄電池や電気自動車も検討している
  4. 敷地が広く有効活用したい

ちょっと前に太陽光を10キロ近くもしくはそれ以上載せて売電で住宅ローンをカバーしようとさせたハウスメーカーさんがいましたね。10年後(20年後)の固定買取制度が終わった後を想定していたのでしょうか?将来売電価格も下がってしまい、自宅で消費した方が良いケースも出てくるでしょう。蓄電池を導入したとしても自宅で消費しきれないほど発電するようになってしまったらもったいないよね…完全にオーバースペックになってしまうし、その後はパワーコンディショナーやメンテナンスに費用がかかってきてしまうわけ。

太陽光メーカーのコマーシャルに騙されないように、自分でも勉強しておきましょう♪

今日の一言

人生そんなに甘くない!


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この記事を書いた人

栃木市在住 3児の父

鉄骨屋のアトツギにもかかわらず

木と自然素材と省エネを学んできた3代目
鉄と木と自然素材を活用して
栃木の「はたらく・くらす」を応援しています!

★資格
2級建築士・住宅ローンアドバイザー・暮らし省エネマイスター
ホームインスペクタター・福祉住環境コーディネーター2級
窯業サイディング塗替診断士・既存住宅現況検査技術者
電磁波測定士2級

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