人生100年時代をどう生きるかが問題だ。93年生き抜いた祖母を想う。

昨晩、祖母が眠るように息を引き取りました。享年93歳。小6で母を亡くした私にとっては母親の代わりに愛情をたっぷり注いでくれた大切な人でした。

どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。

人生100年時代というもののどう過ごすのかってかなり重要だよね!

祖母は享年93歳。大正・昭和・平成と三時代を生き抜きました。戦争を乗り越え、高度経済成長時代を迎え、バブルが弾け、平成へ。子ども3人、孫が9人、曽孫9人。最後は安らかな寝顔のまま天へ旅立ちました。今頃は雲の上で久しぶりの祖父と思い出話に花を咲かせていることでしょう。

祖母の人生を簡単に振り返ると…

20代・結婚、子育て期、農作業

30代・子育て期、農作業

40代・子育て期、農作業

50代・自営業スタート、孫誕生、ゲートボールと旅行を楽しむ

60代・夫(祖父)死去、嫁及び姑死去、孫の母親代わりとして子育て、小物やビーズ絵など製作活動に励む

70代・自営業のお手伝い、家事、ゲートボールと旅行を楽しむ

80代・次男死去、横転事故からの認知症発症、介護生活へ

90代・デイサービスやショートステイで在宅介護

ここで健康寿命についてウィキペディアから引用しますと

健康寿命(けんこうじゅみょう、: Health expectancy, Healthy life expectancy

とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。

日常的・継続的な医療・介護に依存しない

「自分の心身で自立した生活」

この二点がポイントですね。

この健康寿命考えてみると祖母の健康寿命は85歳あたり。この頃までは自分で着替えや家事散歩など暮らしを楽しむことができました。とある日に転んでしまい腰を痛めてから寝込みがちになってしまい認知症が発症しました。思えばここがターニングポイントでした

自分の身体が思うように動かない苛立ちデイサービスショートステイと言った新しい環境の変化、認知症による記憶障害。現実問題に抗えば抗うほどストレスが溜ま家族に当たり散らすことも。

それが90代になると家族も本人もいい感じに力が抜けて一日一日をゆったりと楽しめるようになりました。

祖母祖母の人生を歩みきった

わたしが生まれてから39年、それがそのまま祖母と過ごした期間になります大学で少し離れましたが)。家にいるのが当たり前だった祖母の存在は決して小さくない

彼女が過ごした93、本人がどんな風に振り返っていたのかはわかりません。でも思春期の時に最愛の母を亡くしたぼくたち四人兄弟が道を外すことなくそれぞれ幸せな家庭を持つようになれたのも祖母のおかげです。

ばあちゃん、本当に長い間お世話になりました。そっちにはじいちゃんも母さんも叔父さんもいるから寂しくないよね。土産話たくさんできるね。曽孫たちのことも母さんに教えてあげてね。

健康寿命を全うするために!

人生100年時代、自分の身体がどこまで動かせるのか

生涯現役で働き続けるもよし

セカンドライフを存分に楽しむもよし!

定年退職が65歳だとしても100歳まで35もあるんですよ。ぼくは39歳ですがすでに体力の衰えを感じています。もっと積極的に体力作りを考えないと健康寿命を全うすることができないかもしれません。

そして各自の運動以外に100年時代を支えるために必要なことは住環境なんです!

良質な睡眠がとれる寝室

心身ともにリラックスできるリビングやお風呂、

家事の負担を軽減する動線と水回り

家の中の温度差を少なくする断熱気密性能

毎月の電気代やガス代を軽減する省エネ設計

ヒートショックなんかにやられない!いくつになっても自宅で過ごすために!

そんな家づくりを提案していきますよー。

※葬儀などの段取りや後片付けによりしばらくバタバタして関係者にご迷惑かけてしまうかと思われます。どうぞご容赦くださいませ。


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この記事を書いた人

栃木市在住 3児の父

鉄骨屋のアトツギにもかかわらず

木と自然素材と省エネを学んできた3代目
鉄と木と自然素材を活用して
栃木の「はたらく・くらす」を応援しています!

★資格
2級建築士・住宅ローンアドバイザー・暮らし省エネマイスター
ホームインスペクタター・福祉住環境コーディネーター2級
窯業サイディング塗替診断士・既存住宅現況検査技術者
電磁波測定士2級

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