どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
小山市にかなりおしゃれなファーマーズガレージ(農業用倉庫)ができたので紹介をしたいと思います。
I様との出会い
I様からのお問い合わせがキッカケでした。
弊社のHPやSNSをご覧になったI様、
ご実家には築年数のあまやや蔵があり
内部には農機具だけでなくタンスや洋服、生活用具など溢れていました。
「古いあまやや蔵を改修したい!」
「どうせ建てるならばかっこいい農家のイメージをつくりたい!」
現地調査と同時にガレージにかける想いをヒアリングさせていただきました。
「そのこだわりをカタチにしましょう!」
そうしてI様の新しいシン・ファーマージガレージ計画が始まりました。
市街化調整区域のハードル
I様邸は小山市の市街化調整区域内にありました。
市街化調整区域とは簡単に言うと市街化を調整する区域ですw
農家のための家や倉庫を建てるのならばハードルは低いのですが、
市街化区域と比べると許認可をとるのが大変です。
もともと弊社のある地域も市街化調整区域ですし、
お客様には農家が多いのでこの手の手続きはなれたものですが、
今回は、農地と宅地、セットバック問題、農従事者証明、開発許可申請など
詳しくは省きますが農業委員会や都市計画課、建築指導課との調整はなかなか大変でした。
無事に許可がおりましたが半年以上かかってしまいました。
I様の世界観をカタチに
許認可を進めている間にシン・ファーマーズガレージのデザインを固めていきました。
テーマは「マットブラック」。
【インダストリアルな男らしさと無骨な素材を活かしながらもスマートな佇まい】
遊び心は満載に。統一感のある洗練されたデザイン。次世代の農家のイメージを。
これ以外にもいたるところにこだわりがあります。
詳しくはHPの施工事例にまとめる予定です。
I様の遊び心とマルゼン設計&施工力が組み合わさった
シン・ファーマーズガレージ(農業用倉庫)となりました。
これからの農家はこんなにかっこいいんだぞっというメッセージが込められています。
農家のアトツギや組織化を検討している方たちに届け!!!