どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
ここのところ心身ともにバランスを崩してしまい体調を崩しておりました。
先輩経営者や異業種交流の仲間たち、家族や従業員のサポートのおかげでようやく復帰できそうです。
会社の代表がこのような状態に陥ってしまったこと、
お客様に対してご迷惑をかけてしまったこと、
心よりお詫びもうしあげます。
代表の現在の状況
先日、フェイスブックでここまでの流れを記しました。
私自身の弱さ、欠点も全て包み隠さず表に出しています。
心身共に調子を崩しているところに祖父の死や父の体調不良など山あり谷あり。一昨年の祖母の死から低空飛行続きの迷走状態が続きましたがようやく腹に落ちました。ご迷惑かけたみなさん本当にすみませんでした🙇♂️
【ここから長文なので興味ない方はスルーしてください】
小学6年生の冬、母が亡くなりました。その2ヶ月後に続いた曽祖母の死。残されたのは父と祖母と思春期真っ盛りの子ども4人。諸行無常とはよく言ったもので大切な人もあっけなくいなくなってしまうことを痛感しました。
その後わたしは子どもながらに「父や祖母に迷惑をかけてはいけない」「亡くなった母にとって自慢の息子でいなければならない」と強く心に刻んでいました。これが自分で『呪い』をかけていたんですね。
人に頼ってはいけない。人に優しくいい子でなければならない。ワガママを言ってはならない。自分が我慢すればいい。求められている役割を果たす。
悩みも問題も抱え込み、一人で解決していかなければならない。そんなふうに一人で勝手に思い込んでいたんです。
家業に戻り代替わりをした後も同じままでした。結果として、お客様にもスタッフにも協力業者にも迷惑をかけてしまいました。
失敗が続いたあと、動くことへの恐怖感にあおられさらに心身のバランスを崩してしまいました。仲間やスタッフに叱咤激励を受けながらなんとかやってきました。こんな情けない代表で申し訳ない気持ちもどんどん膨らみプレッシャーにも押し潰されそうになりました。
通院もしたし投薬治療もしました。カウンセリングも受けました。心屋本を読み漁りもしました。認知行動療法もマインドフルネスもやってみました。今の現状をありのまま受け入れるためにありとあらゆることをやりました。
結局は完璧な経営者(人間)なんていないこと。凸凹があってもいいこと。一人ではないこと。問題点を解決する視点より望む未来から逆算して行動すること。主体的な人生を。
バランスを崩していたときに支えてくれた家族とスタッフと仲間たちに多大な感謝を。この経験や考え方の変化はこれからの人生にどう役に立つのか。あとはこれからの行動で示したいと思います。
凸凹だらけのわたしですが今後ともよろしくお願いします🙇♂️
この投稿の後、高校の同級生たちや経営仲間から暖かいメッセージをいただきました。
「1人で悩まないでいいよ」
「無理しないでいいよ」
「自分もそうだったよ」
凸凹だらけの自分でもいいんだと。
そんな思いを感じました。
今後について
代表が抱えていた大きな山を既存スタッフに任せることにします。
また凸凹具合をサポートできる方(事務処理の得意な方)を新規求人します。
お客様に迷惑をかけてしまった部分を会社組織で挽回できるような体制を整えていきます。
家業から事業へ転換する一つのきっかけとして今回の課題を捉えて解決するために尽力していきます。
栃木の「はたらく・くらす」を木と鉄と遊び心で育む建築屋(有)丸善工業として
もう一度自分の立っている場所を確認し、
将来地元にとってどのような存在でありたいかを逆算することで、
「今ここ」に集中していきたいと思います。
凸凹具合の激しい代表ではありますが、
これからも応援・ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
全て思い込みである。自分の欠点も我慢してることも恐怖を感じていることも迷惑かけていることも。一人で勝手に落ちてダメ出しして動けなくなってる人が周りにいない?過去の失敗も未来への不安も気にするなかれ。望むべき未来から逆算して今ここに集中したれ!
— 長 善規(ちょう)@建築屋3代目 (@maruzen3rd) February 4, 2021