久しぶりに家族とのんびりとした時間を過ごすことができた日曜日。お買い物中の奥さん以外でスイーツタイム。長男くんが上手におすわりできるようになってきたから楽しみが増えましたね。
どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
30代の過ごし方
ぼくも今年で40歳になります。今思い返しても30代は本当に早かった。
28歳で長女が生まれ、30歳で次女が生まれ、病気がちな娘たちの看病とともに家業のテコ入れに励んだ30代前半。
代替わりをして家業を継ぎ、SNSをフル活用して事業成長に取りくみ、PTA本部に入りPTA会長を務めた30代半ば。
不妊活動の末に長男が生まれ、更に事業を成長させることに費やした30代後半。
うん、めっちゃ頑張った(笑)
栃木市内で仕事をするならば、縦横のつながりを築くためにJC(青年会議所)やYEG(商工会議所青年部)に入ることも一つの手だったのかもしれません。まちづくりやボランティア活動を通してカッコいい経営者として成長するのもいいですよね。ぼくも嫌いじゃない。
実際、個人事業主や後継者の多くが前述した各種団体に属して仲間を作り、研鑽しています。ぼくと同学年の堀江くんもまさにその一人。栃木JCの理事長として想像もつかないような経験を積んだことでしょう。
なぜJCやYEGに入らなかったのはなぜか
JCには30代前半からずっとお誘いを受けていました。取引先の専務や同学年の経営者たち、理事長だった堀江くんからも。その度にせっかくのお声掛けで申し訳ないけれど断らせてもらっていたんです。
その理由は?
- 病気がちな子どもたちや妻を置いて地域貢献してる場合じゃない(優先順位は家族から)
- 地域を盛り上げる前に自分の事業を盛り立てなければならない(その結果地域を盛り上げる)
- タイミングが合わなかった(PTA会長、長男誕生などなと)
できない理由というよりも選択しなかった理由ですね。そう、ぼくは地元のつながりを増やしてビジネスに繋げるより、身近な人たちと過ごす時間や事業のための勉強を優先しました。経営者として甘いと言われるかもしれませんね。
親と過ごせる時間はそれほど多くはない。小6で母親を亡くしたぼくにとって、その想いは人一倍強いかもしれません。
大義をもって街を活性化する活動を担うことは誰でもできることではありませんし、尊敬に値します。平日の夜中には委員会活動に励み、休日のイベントには朝早くからお手伝い。
特にJCの場合、40歳までという年齢制限があります。その時期は子育ても仕事も脂がのりに乗りまくっている時期とも言えます。
ぼくには選べなかった。家族との時間を犠牲にすることを…。
その分仕事を紹介される機会は減るかもしれません。かけがえのない地元の経営者仲間とのご縁を失うことになったかもしれません。
それでも我が生涯に一切の曇りなし!
やらない覚悟を持ってました。
ラジオ番組もフリーペーパーへの投稿も誰にも左右されずに事業を成長させるため。SNS活用は『エクスマ』で、異業種との勉強は『ばんなの会』で、同業との勉強には東京で学びました。
人より遠回りしているかもしれませんがこれでいいのかなと思います。
最後に
JC活動を貫き通した堀江くんは本当にすごい!ただぼくとは違う道だっただけ。いっぱい誘ってくれてありがとう。何度も断って本当にごめんね。これからもお互いの成長のために切磋琢磨しあえる仲間でいてください!ではでは。