創エネ鉄骨カーポートは買取20年でもとがとれるのか? 太陽光10kw以上の場合

どうも育みの家の長です。

最近、太陽光パネルを載せた鉄骨カーポートの引き合いが増えています。

何kw載せたら元が取れる?むしろ鉄骨で下地をつくると元が取れない?

いろんな疑問点が浮き上がってきます。そこで本日のテーマはコチラ。

 

目次

創エネ鉄骨カーポートは買取20年でもとがとれるのか? 太陽光10kw以上の場合

まずはおさらい

創エネ鉄骨カーポートとは?

太陽光パネルを屋根の上に設置した鉄骨造のカーポートのこと。

鉄骨ならではのカスタマイズが可能!

DSC_4494

屋根の勾配も大きさもオーダーメイドが可能!

 

太陽光パネルを10kw載せるには?

パネルの大きさを 1650mm×990mm (取付寸法 1740×1175】

パネル一枚の発電出力を250wと設定すると

横7段 × 縦6段 = 42枚 

42枚 × 250w  = 10.5kw

 と試算できます。

すると必要な屋根の大きさは

横 1740mm × 7枚 = 12.18 m

縦 1175mm × 6枚 = 7.05m

すこし余裕をみて

12.5m × 7m = 87.5㎡

 

鉄骨カーポートの施工単価を3.5万円/㎡とすると

87.5㎡ × 3.5万円 = 306.25万円

 

太陽光パネルの施工単価を35万円とすると

10.5 × 35万円 = 367.5万円

 

合計すると      673.75万円  となりました

 

太陽光発電売電を試算すると

2014年度までの買取価格で試算すると

太陽光発電買取価格 2014年 35円(全量買取)

 

10.5kw × 1000kw(1年間の発電量) × 35円 = 367,500円

20年固定とすると

367,500円 × 20年 = 7,350,000円

 

 

これなら20年で工事費のもとは取れそうですね。

 

では、2015年度以降の買取価格で計算してみると

太陽光発電買取価格 2015年7月以降 29円(全量買取)

10.5kw × 1000kw(1年間の発電量) × 29円 = 304,500円

20年とすると

304,500円 × 20年 = 6,090,000円

20年ではまだもとが取れておりません・・・。

 

大きさのイメージはこちら

↓  ↓  ↓

太陽光鉄骨カーポート10kw以上 0404

 

上記の試算を考慮すると

太陽光10kwがほしいけれどついでにガレージも!

という方にはあまり向いていまいかもしれません。

 

もともと大きめなガレージを作りたいんだけれど、

せっかくだから太陽光10kw載せようか♪

という方むきかもしれませんね。

 


栃木のリフォーム・ガレージの相談が気軽にできるLINE@はこちら↓

友だち追加

お問い合わせはこちらからどうぞ♪

TEL:0282-51-2543 mail:[email protected]

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

栃木市在住 3児の父

鉄骨屋のアトツギにもかかわらず

木と自然素材と省エネを学んできた3代目
鉄と木と自然素材を活用して
栃木の「はたらく・くらす」を応援しています!

★資格
2級建築士・住宅ローンアドバイザー・暮らし省エネマイスター
ホームインスペクタター・福祉住環境コーディネーター2級
窯業サイディング塗替診断士・既存住宅現況検査技術者
電磁波測定士2級

目次
閉じる