□帰る家と還る家 育みの家の家づくり
どうも育みの家の長です。
ようやく冬が本格化しているようですね。
寒い中外仕事している職人さんたちに感謝です。
(もちろん中仕事している職人さんたちにも♪)
ちょっとここで質問です。
「みなさんには帰る家はありますか?」
「おいらは一生根無し草だぜ」
という方でも帰る家はあると思います。
”帰る家”とは、
物質的にある家(建物)のこと。
それは新築の一軒家かもしれませんし、
アパートやマンションかもしれません。
ホテル暮らしの方はホテルが帰る家ですね。
もう一方で「還る家」という考え方があります。
「還る家」とは、
「自分らしくいられるところ」
「辛かった時、悲しかった時いっしょに分かち合ってくれる人がいるところ」
わたしにとっては
妻がいて娘たちがいて
いつもにぎやかに暮らしているわが家が
「帰る家」であり「還る家」でもあります。
建築物である「家」はだれでも作ることができますが、
「還る家」は家があるだけではつくれません。
住まい手とその家族と、暮らしを育む「家」があって「還る家」ができると思います。
自然と家族間のコミュニーケーションがうまれ、
お互いの距離感を大切にし、
家族とともに家も育つ。
仕事で、学校で頑張ってきた家族を
あたたかく受け入れてくれて
ゆっくりと寛げて英気を養ってくれる家
家事や育児を楽しめる家
趣味を楽しめる家
四季を感じとれる家
時間の経過とともに味わいを楽しめる家
住まい手の数だけその住まい手にあう「還る家」があるんですよね。
みなさんにとっての「還る家」ってどんな家でしょうか?
現在、育みの家では「よりいの家」「かみはつだの家」が進行中です。
どちらも若世帯が実家の近くに建てる小さな家となっております。
どうぞできあがりをお楽しみに♪
どんな「還る家」となっているでしょうか。