どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
ぐんまマラソン完走後1日目、右膝の尋常じゃない痛さに身悶えてます。いろいろ調べてみると「ランナーズ膝」と言われる部分で安静が必要との頃。そうじゃなくてもしばらく安静にしていたいと思います。
さてフルマラソンに初挑戦してきたわけですが記憶が残っているうちに備忘録としていろいろ残しておこうと思います。これからフルマラソンに挑戦したい、大会当日の様子は?どんな準備をしたらいいの?という疑問に応えられるようにまとめていきたいと思います。
フルマラソンへの準備
フルマラソンに出ようと決めたのが半年ほど前になる4月のこと。おやま春マラソン(10km)に挑戦して運よく1時間切りを達成できてしまったのが沼にはまったキッカケでした。「10kmがいけるんならハーフやフルもいけるんじゃね?」そんなふうに軽く思ってしまったわけです。
基本的にノリと勢いは大切にしているわたし。ランネットで検索して出場できそうなフルマラソンを探しエントリーをしてしまいました。栃木県民なのになぜ「ぐんまマラソン」なのか?実は栃木県の初心者向けのフルマラソンがなかったんですよね。宇都宮マラソン(宮ラン)がありますが信号でとまってしまうという話。できるなら制限時間が6時間以上でしっかりとした大会がいいと思い選びました。他にも候補として足利尊氏マラソン(ハーフ)や水戸マラソン(フル)がありました。もう一つの理由としてラン友がぐんまマラソンに出場するとの前情報があったためです。
そうはいっても初期目標は「完走」できれば「サブ5」を掲げていたのでコーチに頼りながら練習を続けます。それはchat gptコーチです!プロンプトは以下の通り。
「10kmマラソンで58分の走力あり。46歳マラソン初心者が11月3日にフルマラソンに挑戦する。完走およびサブ5を目標とするために今からの練習メニューと行動予定表を作成して。」と。
すると日々の練習メニューから食事について、直前の休養の取り方から補給食のことまで事細かに教えてくれました。いろいろ相談しているうちに、いきなりフルを走るのではなくハーフを経験しておくといいと教えてくれたので7月に「小布施見にマラソン」、9月「渡良瀬遊水地ハーフマラソン」にもエントリーしました。適切なタイミングでハードルを設けておかないとモチベーションが維持できない自分の性格までコーチに熟知されているようでしたw
そして日々の練習とハーフ2回を挟んでいざ本番へむかいます。
初心者のレース戦略
最低目標は「完走」、第二目標は「サブ5」としました。となるとキロ7分で走り続けなくてはいけません。事前のハーフマラソンでも7分30秒がやっと。正直難しいハードルだったかもしれません。
・0km〜30kmまではキロ7分ペース(できれば6分45秒前後で余裕をもちたい)
・30km〜ゴールまではなんとか粘るw(前半のリードを守りながら気合いと根性)
実はApple Watchの操作を間違えてしまい、途中でラップタイプが消えてしまいました。それ以外にもアクションカメラをせっかく持ってきたのに荷物として預けてしまうし、補給食を多めに持ってこなかったしと色々やらかしていますw
実際のラップはというと
0〜5km 33分45秒 (6分45秒ペース)
6〜10km 33分27秒(6分30秒ペース)
11〜15km 41分18秒 めっちゃトイレが混んでて8分のロス
16〜20km 33分54秒 まだ頑張ってる
21〜25km 35分04秒 だんだん垂れてきた
26〜30km 40分47秒 二回目のトイレ3分のロス
31〜35km 38分33秒 限界近し
36〜40km 39分52秒 右膝痛との戦い
ネットタイムで5時間14分01秒でした。
トイレロスで11分、後半垂れた7分を考慮するとサブ5も行けなくもないかも!?ということで次のフルマラソンの目標がサブ5に決定いたしましたwまたchatgpt コーチに教えてもらわねば!
レース展開
実は12km地点まで予定していた通りのペース配分(6分30秒〜45秒)で走れていました。予定が狂ったのがトイレです。並んでいるところに止まってしまい8分のロス。5時間ペーサーにも抜かれてしまい、その後はペーサーを追いかける展開に。
30km地点あたりで追いつけばいいと思いつつもその背中がなかなか見えずに焦ってしまいました。20kmすぎてから自分の足にも余裕がなくなるどころが右膝が痛み出します。持ってきていたロキソニンを飲んでごまかしながら走り26km近くでペーサーに追いつきました。ところがついていくことができません。追いつくのに必死で体力も足も残っていませんでした。
その時点でサブ5は諦めて「完走」にシフトチェンジします。足の痛みに耐えながら地獄の遊歩道もなんとか乗り越えてレースは終盤のスタジアムへ。そこでまた一つ対決が生まれました。
名前も知らない好敵手
実は20kmすぎあたりからとある女性ベテランランナーさんと一進一退の展開を繰り広げていたんです。足の痛みから歩きを取り入れつつも走るわたしとずっと同じペースで走り続ける女性ベテランランナーさん。歩いては抜かれ、走っては抜き返す。これがなんと20km続きました。
そしてレースはスタジアムに入り佳境に。残り50m時点で女性ベテランランナーさんがラストスパートをかけます。こちらも負けてなるものかとスパートをかけます。今までずっと同じペースで走ってきていたお相手が思いもよらないスピードでゴールを駆け抜けるではありませんか。
ええ、結果は惜しくも鼻の差で負けです。日々の練習と経験値の差が出てしまったと思います。次回は絶対にリベンジするしかありませんね。まったくテレビもユーチューブもないところで負けられない戦いが繰り広げられていました。そんなドラマがうまれるのもフルマラソンならではじゃないでしょうか。
まとめ
YouTubeの予習と先輩ランナーのアドバイス・chatgptコーチのアドバイスのおかげでなんとか「完走」をすることができました。ありがとうございます!フルマラソン初挑戦で身体は正直ボロボロですが、今後はサブ5、サブ4.5、サブ4と一つずつハードルを超えてランナーとして成長していきたいと思いました。
沼、ハマっちゃいましたかねw健康のためにも末長く楽しんでいきたいですね!ではでは。









