自然いっぱいの田舎に建てる家には自然素材はいらないのか?んなこたぁーないよね!

やすづかの家、基礎工事ほぼ完了です。

どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。

このかみはつだの家は田園地帯のど真ん中。周りは田畑に囲まれてすぐそばには里山もあるところに建てています。

自然いっぱいの田舎に建てる家には自然素材はいらないのか?

育みの家は基本的に自然素材を中心とした家づくりを行なっています。このかみはつだの家の同様。無垢のフローリング、紙クロスや布クロス、羊毛断熱材などを採用しています。

自然に囲まれた家なんだから、家の素材は別に自然素材じゃなくていいんじゃないの?合板フローリングにビニルクロスだって今はいろんな商品があるし、そっちの方が安く建てられるよね?

なーんて声もあるかもしれません。

では本当にそうなのか検証してみましょう!

室内の空気を汚染するのはだれ?

室内の空気を汚染するものをあげてみましょう。

  1. 外気そのもの(工場のそばや道路脇など外気そのものが汚染されている)
  2. ホルムアルデヒド(接着剤や化学物質こら発生、家具も要注意)
  3. ダニやほこり(ペットの毛やフケなども)
  4. 暖房器具(石油ストーブやファンヒーターなど)
  5. カビ(結露がげんいんの場合も)
  6. たばこの煙
  7. 化学物質を含んでいる消臭スプレー

などなと。

これらで室内の空気が汚染されるとどうなるのか?

  • 呼吸器系の病気になる(ぜん息、気管支炎)
  • 免疫が落ちて他の病気にもかかりやすくなる
  • アトピーや皮膚炎など皮膚のトラブルにもなる
  • 睡眠の質が下がり体調が崩れやすくなる
  • アレルギーが出る

様々な症状が出てくるわけです。

空気って人間にとってとっても大切!

だって空気を吸わないと人は死んでしまいますよね?

それにぼくたちは毎日、想像以上にたくさんの空気を吸っています。

1日に換算すると、人はおよそ20キロの空気を吸っている計算!

しかも、人は酸素を蓄えられない。

想像してみてください。

1日の疲れを癒す寝室の空気がめちゃくちゃ汚れていたら…

一番免疫力が落ちる時間帯にそんな空気を大量に吸っていたら…

それが何十年と毎日繰り返されていたら…

寝室はだれもこないから素材の質を落としましょう!なんて言ってる作り手がいたら『活!』ですよ。

1日の1/3を過ごす寝室こそ、快適に健やかに過ごせるような作りにした方がいいと思うんです!

調湿効果の高い珪藻土、温かみのある無垢の床材、窓や断熱の性能も良いものを、周囲の影響から守られた間取りで。二階の南東の角になんて持ってこなくていいんだからさ。

と、少々熱く語ってしまいましたが、言いたいことはこちら

今日の一言

空気汚染反対♡


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この記事を書いた人

栃木市在住 3児の父

鉄骨屋のアトツギにもかかわらず

木と自然素材と省エネを学んできた3代目
鉄と木と自然素材を活用して
栃木の「はたらく・くらす」を応援しています!

★資格
2級建築士・住宅ローンアドバイザー・暮らし省エネマイスター
ホームインスペクタター・福祉住環境コーディネーター2級
窯業サイディング塗替診断士・既存住宅現況検査技術者
電磁波測定士2級

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